2018/06/27 15:52
こんにちは。
kgrです。
最近、BASEライブがなかなか行えなくて寂しいです。。
話したい事が山ほど溜まっています。
新機種の開発、製作に集中していました。
なので、ブログにて何個かお話しさせて下さい。
今度の機種は、
“TARS”(ターズ)と名前を付けました。
大好きなノブのカラーは、インターステラーとよんでいます。
1つ前に出した”CASE”とは兄弟機種です。
そう、映画インターステラーに登場するロボットのキャラから名前を拝借しました。大好きな映画です。
ターズは、オーバードライブのタイプで、「速さと重さ」をテーマに音を作りました。
このイメージを自分が納得出来るまでに少し時間がかかってしまいましたが、結果、とっても納得の無重力サウンドに仕上がっています!笑
※直後の話でこの映画の内容について少し話すので、まだ観ていない方はご注意下さい。
映画の序盤、主人公がこのターズに「正直度は何パーセントだ?」と聞く事があって、ターズは、「90%です」と答え、また主人公が「なんで100%じゃない?」と聞き直し、ターズが「100%の正直は、時に人を傷付ける」と返すシーンがあります。
本当の優しさとは、、考えます。
基準なんてなくて、もしくは相対性理論の様にその場、時、人、過去、未来、、、すべてが相まってその行為が評価される事となると思うのですが、90%の正直も、その1つになるのかもしれません。
少し愚痴になってしまいますが、
最近、デジタル的に、短絡的に物事を考えている人が多くなった様に思えてしまい、残念だなぁ、、と考えいます。
人の感覚って、絶対にデジタルではなく、アナログな思考だと思います。
好き、嫌い、ってだけじゃなくて、
まぁまぁ好き、とか、
今はいらない、とか、
様々な要素が絡み合って、人の好みや行動が行われると思っています。
それを分かり合えば、人と人はもっとイガミ合わなくて済むんじゃないかなって。。
また、物作りも、特に楽器なんて感覚しかない世界なんだから、データや数値だけで出来たものは、「正しい」かもしれないけど、「良い」っと思われるかどうかはまた別です。
だから、私は楽器を作るとき、特に音に関しては、弾く人、聴く人の事を考え想像して、自分の感覚と合わせて、作っていきます。
時に、自分の積み上げてきた物を手放さなくては、そこにたどり着けない事もあります。
そんな時は、、
すぐに手放します。笑
足し算だけでなく、引き算もとーーっても大切な行為です。
長く話した割には、何が言いたいのか自分でも分かりませんが、何か伝わればと思います。(人任せ、笑)
それでは、また落ち着いたら BASEライブもやりたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。
横浜は風が強いです。
お気をつけて。
また
kgr